ブログでのお知らせが遅くなってしまいましたが
ただいま姫路のおひさまゆうびん舎さんにて
うさぎのさとうくん(相野谷由起さん・作 小学館)と
くまのくまくまちゃん の
合同フェアを開いていただいてます。
さとうくんの空に、くまくまちゃんも窓をあけてもらいました。
すてきな飾り付けです。
くまくまちゃん、とてもとても嬉しそう。
さとうくんの住む森と
くまくまちゃんの住む山。
サイン本を置いていただいてます。
お買い上げくださった方に
おひさまゆうびん舎さん特製の折り紙がついてきます。
相野谷由起さんの本は、さとうくんのほかに
『くろねこちゃこのぼうけん』もあります。
この本は、おそらく今は、おひさまゆうびん舎さんでしか
手に入らない、貴重な本です。
わたしの本は、『たまごどこどこ』もまだお取り扱い
いただいています。
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福岡県の書肆 吾輩堂さんでの『うちのねこ』原画展も
引き続き開催中です。
吾輩堂さんのtwitterで、毎日展示の写真をあげてくださっています。
自分の絵なのに、写真にとってもらうと、またちょっと違って
見えるなあと、不思議な気持ちがします。
『れいちゃんの きせつのせいかつえほん』の
原画展を開催していただいている
目白のにこにこ書店さんに行ってきました。
小さなお店にぎっしり、さりげなく季節の彩も加えながら
丁寧に絵を飾ってくださっていました。
とても気持ちの良いお店です。
いつも写真をとりわすれてしまう…
にこにこな店主さんが、てきぱきと
本選びの相談にものってくださいます。
すとうあさえ先生とわたしの
2人分のサインが入ったサイン本を
作らせてもらったので、よかったらぜひぜひ!
原画展は30日まででもうすぐ終わってしまいますが、
サイン本はそのあともありますので。
2月には、熊本県の本屋さん長崎書店さんにて
『うちのねこ』の原画展が始まります。
長崎書店さんでは今は、坂本千明さんの『ぼくはいしころ』の
原画展が開かれています!そのあとの展示になります。
また改めてお知らせします。
11月3日にえほんやさんで行われた
えほん哲学カフェに参加しました。
どんなものかなあと、緊張しながらzoomの画面を開いたのですが、
とても面白かったです。
進行役のてつがくやさん・松川えりさんが、ひとの話を丁寧に待つ姿が
印象的でした。
さいしょ、沈黙に焦ってしまって
自分が喋ったほうがよいのではと気になってしまい
(うちのこのせいで話がはずまなくてすみません…という心境)
意味のない話をだらだらとしてしまったのですが。
でも、言葉が浮かばなければ喋らなくてもいい、喋ってもいい
というスタンスで松川さんが終始、丁寧に待ってくださっていたので、
「ああ、焦って喋る必要はないのだなあ」と、安心しました。
むしろ焦って喋ってしまって申し訳なかったです。
『うちのねこ』のこと
みなさんの身近な犬や猫のこと、小さな子のこと、
遠い昔の思い出や
コミュニケーション、信頼についての話が出ました。
いろいろな方がお話しているのを聞きながら、
自分で意識している以上に、『うちのねこ』という
1冊の本の中に、わたし自身の悪いところ(良いところとも言える)が
出ているのかもと、
それを鋭く読みとって言語化してくださる方がいて、
えぐられるような気持ちになったり、
『うちのねこ』を読んで心に浮かんだ、ご自身の思い出や経験を
伺ったときには、
本は、読まれ、こうして読み手の生活にとけあうことで初めて
完成するのだと、
それにわずかにでも触れることができてとても幸せな気持ちに
なりました。
そこから、もう一歩深い話に踏み入って、面白くなってきた
ところで時間いっぱいになりました。
とても興味深いイベントでした。
知らない方とおしゃべりをするのは緊張するものですが、
でも知らないからこそ、核心までキューっと近づけるの
かもしれません。
てつがくやさんの哲学カフェ、たぶんこれからも、
えほんやさんで定期的に開かれることと
思いますので、ご興味ありましたら。ぜひ!
もう2ヶ月近く前のことになってしまいましたが!
蓬BOOKSさんでの『つたえたいことば』原画展が
2月24日に無事に終わりました。
たくさんの方に来ていただき、
本当にどうもありがとうございました。
最終日にワークショップを開きました。
ここ2、3年で開くようになったワークショップですが、
内容は毎回ほぼ同じで、
コピックを使ってふわふわの動物を描いてもらい
(このとき、ちょっとした裏技をお教えしてます)
そのあと、
その動物の住む「家」を作ってもらいます。
(家の土台はわたしが事前に作って持っていきます)
出来上がってくる家たちは、どれも可愛くて
興味深いです。
理想のお部屋を作るひと。
実際の自分の家を思い出しながら作るひと。
そこでどんなふうに暮らすのか物語を細かく想像しながら作るひと。
とにかく大勢の動物をにぎやかに住まわせるひと。
お手本を見て真面目に描くひと。
本がいっぱいの本棚を描くひと。
壁に絵をたくさん飾るひと。
ハンモックを吊るすひと。暖炉をつくるひと。
自由な発想で、びっくりするような楽しい家をつくるひともいるし、
どうしたらよいのかわからなくて、とりあえず床を描いて
壁を塗るだけのひともいます。
でも、
たとえ楽しむことに苦戦したあとが見てとれたとしても、
みなさん前向きな気持ちで、楽しむつもりで
来てくださっているからか、いつのワークショップにおいても、
その人らしさがそこはかとなく滲み出て
独特な家がいくつもできあがってきます。
どの家も健気で愛らしくて、その佇まいが、ああ、
美しいってこういうことなのかなと思って、
なんだか「はーっ」とします。
ワークショップは、正直なところ、あまり開きたくないというか、
…いや、開きたくないわけではないのですが…自分がやることに
迷いと疑問だらけで、その気持ちと葛藤しながら毎回やっています。
来ていただくからにはなにか(楽しい気持ちとか、クリエイティブな
なにか、とか)を持って帰っていただかないと…
という気持ちではじめるのですが、でもたぶん、その気持ちは
思い上がりなのでしょう。
ワークショップをすることで、むしろわたしのほうが、
たくさんのことを教えてもらって、楽しいなにかを
いただくのだなあ…と、毎回そんなことを思います。
今回のワークショップでできあがった家たち。
許可をいただいた写真を載せます。
小学生の女の子が作ったおうち。
誰よりも早く手を動かしはじめてた!
迷いのない、レンガとお花の表現がかっこいい!
と、
そこに住んでいるトイプードル。
色のひびきあいが綺麗なお部屋です。
そして、その女の子の妹さん(就学前)が、
お母さんといっしょに作ってくれたおうちです。
きっとお姉さんの花壇が羨ましかったのですね。
ちょっと似てる。
一生懸命塗って、味わい深い外壁と屋根ができあがりました!
ご参加いただき、ありがとうございました。
蓬BOOKSさんでは、引き続きサイン本の販売をしていただいています。
オンラインショップのこちらにて。
みなさん、お元気でお過ごしでしょうか。
3月4日からはじまったジュンク堂書店姫路店での
『あめのひのくまちゃん』の原画展、
おひさまゆうびん舎さんでの
『ハートウッドホテル』フェアですが、
そろそろ終わりが見えてきました(4月6日までです)
いま、こういう状況ですが、それでもたくさんの方々が
お越しくださって、本を買ってくださったとのことで、
本当に本当に、どうもありがとうございました。
おひさまゆうびん舎さんでは
ハートウッドホテルシリーズ1〜4巻と
あと『りすでんわ』のサイン本が、
それぞれまだ数冊ずつ残っているとのことですので、
もしご興味のある方がいらっしゃいましたら、
ぜひ。郵送も対応してくださいます。
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おひさまゆうびん舎さんは主に絵本をとりあつかう古本屋さん
ですが、絵本に限らずいろいろな本を売っています。
文学も児童書も美術書もちょっと流行ったような本も新しめの本も
こどもの頃に読んでいた今はもう絶版になったような本も
お店の中にぎゅっぎゅっと、詰めこまれています。
上の写真は、以前おひさまゆうびん舎の店主・窪田さんが
プレゼントしてくださった本。
保坂和志さんの『猫に時間の流れる』
お店の売り物の中から選んでくれたのであろう1冊です。
この本をいただいた頃ちょうど、猫と暮らすって
どういうことだろうとすこしだけ悩んでいました。
家で暮らす猫はどう生きるのがしあわせなんだろうな、とか、
そんな感じのことを。
なのですが、この本を読んでいたら答えが見つかったような
気持ちになりました。
いや、答えなんてあるわけはなくて、人間と猫の数だけ
いろいろな考え方、いろいろな生き方があるってだけ
なのですが。
ただ大切なのは、その猫のために、その猫とどう関わるか
自分の頭で考えることだ、と。
そんなことを、本を読みながらぐるぐる考えて、目の前の
霧が晴れたような気持ちになりました。
自分の頭で考えて悩んで、よかったと喜んだり、ままならないことを
諦めたり、間違いだったと悲しんだりしながら生きていくことしか
できないのだ。
本の中で語られているのは猫の話なんですけど、
これは私の話だと思いました。
猫との関わり方を通してわたし(世界にぽつんと佇んでいる)を観る…
…その見方を教えてくれるような本だなあと思いました。
いまは、先が見えない不安の中にいて…
今まで以上に考えることを
手離さないでいかなければと思うのですが…
※3/30追記 『りすでんわ』は完売したそうです。
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