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ねこもおでかけ

 

光村図書の小学3年生の国語の教科書に

2015年から数年の間、朽木祥さんの

『もうすぐ雨に』という作品が掲載されており、

その挿絵を描かせていただいていました。

 

 

 

この小さなお話に登場した猫のトラノスケと

主人公の「ぼく」。

彼らが大活躍する本が出来上がりました。

 

『ねこもおでかけ』

朽木祥 作 / 高橋和枝 絵 (講談社)

 

 

表紙の猫は、トラノスケが子猫の頃。

教科書の中ではもう立派な成猫だったトラノスケですが、

その数奇な出自が明らかに!

 

 

 

猫をたくさん描けて、とにかく楽しいお仕事でした。

 

うまくいくことも、いかないこともいろいろある中で、

みんなどこかでつながりをもって、思いもよらず

助けたり助けられたりで生きているんだな…

初見で読んだときより、読み返すたびにもっと

あたたかな気持ちや嬉しい気持ちが増えていく

そんなお話だなあと思います。

 

1冊読み終えると、きっと猫にそれほど

興味を持っていなかったひとでも

猫についてなんとなく親しみをもてるようになるんじゃ

ないかと思うし、なんなら

「明日から、急にうちに猫がきても大丈夫」

みたいな気持ちになりそうです。

 

…ただ、犬の絵についてはかなりの失敗をしてしまいました。

犬好きの方々、そしてなにより犬のみなさまには

たいへん申し訳ない気持ちです。

すみません…

 

今日(12月10日)から

姫路のおひさまゆうびん舎さんでフェアをしていただきます!

おひさまゆうびん舎さんの店内の様子は

おひさまゆうびん舎さんのSNSでもご覧になれますが、

また改めてご紹介させてください。

 

 

 

 

| kumaneko2009 | 11:58 | comments(2) | - | pookmark |
サンタクロースは空飛ぶ宅急便ではありません

 

つい2、3日前まで夏をひきずっていたのに、

いきなり冬がやってきました。

冬がきた…となれば、もうクリスマスも目前ということです。

 

 

 

市川宣子さんの新刊

『サンタクロースは空飛ぶ宅急便ではありません』

挿絵を描かせていただきました。

 

このお話は2018年に新聞連載されたものなのですが、

それがこのたびタイトルも新たにポプラ社から

出版されることになりました。

(原稿はすこし変化していますし、絵も全て描き下ろしです)

 

ただただ楽しくて、

フフフと笑ったり、ちょっと冒険をしたり

夢みたいなことがおこったりするお話なのですが、

読みながらふと、

たいせつなことは何か

たいせつなことのために自分は何をできるのか

立ち止まって考え、行動してみることの尊さが

さりげなく滲むお話です。

5年前よりももっと、今だからこそ、小さなひとたちに

読まれるべきお話だなあと感じています。

 

題名からうっすら想像できる通り、

サンタクロースのプレゼントをめぐるお話なのですが、

本自体が、赤いぴかぴかの紙で包まれたプレゼントのように

出来上がりました。

見返しがちょっとおしゃれなクラフト紙のような紙なので、

丁寧に包装されたプレゼント感が増しているでしょう?

 

 

装丁・本文デザインは『うちのねこ』も手がけてくださった

椎名麻美さん。

 

たくさんの方、特に小学生の皆さんに届くといいな。

 

そして!

本日12日から、おひさまゆうびん舎さんでフェアを開いて

いただきます!

星がきらきら!!!

 

 

そして本の表紙がそのまま壁に!

 

 

店内がすっかりクリスマスに。

外は寒いですが、写真を見ていると気持ちが

ぽかぽかしてきます。

 

いつも素敵なおひさまゆうびん舎さんですが、

この頃は、以前よりいっそう、飾り付けの精度やセンスが

あがってますよね(謎の上から目線ですみません…)

お店の中から本のお話の中に、すっと入っていけそうです。

 

おひさまゆうびん舎さんのX(ツイッター)

https://twitter.com/0hisamayuubinsy

 

 

 

 

 

 

| kumaneko2009 | 12:32 | comments(2) | - | pookmark |
『まこがおねえちゃんになった日!』

かわしまえつこさんの新刊

まこがおねえちゃんになった日!』の

挿絵を描きました。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ママのおなかにはあかちゃんがいます。

まこは、もうすぐおねえちゃんになるのです。
いよいよ出産の日。あかちゃんがうまれてくるのを

病院のいすでまっているうちに、まこはねむって

しまいました。……「まこ、まこ」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

生まれてくる赤ちゃんと、これからおねえちゃんになる

まこの、ぼうけん(?)のお話です。

舞台はお母さんのお腹のなか!

きらきらしていて、ちょっとぬめっとしていて

どきどきわくわくする、ふしぎな魅力の詰まったお話です。

 

読みながら

どんな子どもも、期待とおそれをもちながら、

頑張って生まれてきてくれたんだなあ。

この地球にやってきてくれてありがとう!

と、まっすぐに嬉しい気持ちになりました。

 

きらきらした感じの絵にしたくて、

明るい色の絵の具をたくさん使ったので

印刷はどうなるだろうなあと心配だったのですが、

良い感じに仕上がったように思います。

 

なんと、またしても(!)おひさまゆうびん舎さんで

フェアをしてくださっています!

サイン入り(私のものですが…)で販売してくださって

います。

フェアのようすは、また明日にでも改めてご紹介します!

 

 

 

↑ おひさまゆうびん舎さんの店内を冒険してまわる

まこと赤ちゃん!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| kumaneko2009 | 23:33 | comments(2) | - | pookmark |
『とってもすてきなおうちです』フェアのことなど

 

おひさまゆうびん舎さんでの

『とってもすてきなおうちです』

なかがわちひろ 文 高橋和枝 絵(アリス館)フェア、

まだまだ開催中です。

 

 

『とってもすてきなおうちです』制作中のお話を、

なかがわちひろさんがホームページの中で

書いてくださっています。

http://chihiro-nn.jugem.jp/?eid=163

この絵本を作っている間は、アリを捕獲したり、

家の中でアゲハ蝶が羽化したり

楽しいことがたくさんありました。

我孫子にある鳥の博物館にも行きましたよ。

鳥の剥製が驚くほどたくさんありました。

なかがわさんのブログをたどっていくと、

ドードーと見つめ合う私の写真も見られますよ。

 

おひさまゆうびん舎さんは、お店の中を庭のように

してくださいました。

フェアの様子です↓ ぜひ見てみてください!

https://mobile.twitter.com/0hisamayuubinsy/status/1646337617766785024

 

りすもくる庭なんですね…

しかもいろんな種類のりすが。

心のこもったディスプレイ、いつも本当にすてきです。

ありがとうございます。

 

フェアの開始に間に合わなかったのですが、

ポストカードを作成しました。

先週からおひさまゆうびん舎さんで販売していただいています。

(「絵本といっしょに買いたかったー」という方が

もしいらしたら…ごめんなさい…)

 

 

 

それからこちらは ↓ 以前作ったのだけど、

どこでも販売していなかった『あめのひのくまちゃん』便箋です。

8枚入り。

今回おひさまゆうびん舎さんで扱っていただくことになりました。

 

 

よかったら本と一緒にどうでしょう。

 

 

 

夏葉社・島田潤一郎さんの

『電車のなかで本を読む』(青春出版社)フェアも

おひさまゆうびん舎さん店内で同時開催中ですよー

 

 

 

 

 

 

| kumaneko2009 | 11:14 | comments(3) | - | pookmark |
とっても すてきな おうちです

 

絵本が出来上がりました。

なかがわちひろ・文

高橋和枝・絵

『とっても すてきな おうちです』(アリス館)です。

 

 

 

春の絵本です。

風通しのいい一軒のお家が舞台の絵本です。

 

 

うんうんと唸りながらこの絵本のラフを作成していた頃、

ある日ラジオを聴いていたら、

村雨辰剛さん(庭師さん。スウェーデンからやって来た)が出ておられて、

「日本の(昔の)家って、風通しがいいというか、ほぼ外じゃないですか。

そこが好きです」と話しておられました。

なるほど。ほぼ、外なのか…と目から鱗がおちました。

 

昔なにかの本を読んでいて、そこには、

人間は、たぷたぷに水を含んだスポンジのようなもので、

うち と そと の区別なんて、ほぼないのだ…と書いてありました。

自分とは、皮膚一枚で外界と隔てられている圧倒的な「個」だと思っていたけど、

皮膚で隔てられてすらいないのだ、と。

色々な穴や目や汗腺や、そこかしこから、なにやかにやが

内側から出てきて、外からも当たり前に入ってくるし、

そう考えると自分と自然の区別なんて別に無いのだなあ…

わたしも、また、ほぼ外 なんだ、と。

 

というわけで、この絵本に出てくるお家も、たぶん、ほぼ外 です。

うまく説明できないのですけれど、暮らすって、生きるって、こういうことなのかな…と

そんなようなことを考えながら絵を描いていました。

可愛くて元気で、くすっとすこし笑える絵本になっているといいなと思います。

デザインは『月夜とめがね』『トコトコバス』等でもお世話になった中嶋香織さん。

ぜひぜひ見ていただけたら!と思います。

 

そして今日から!姫路のおひさまゆうびん舎さんで、フェアを開いていただきます。

このフェアの様子が(いつもながら、またしても)素晴らしいので、また改めてお伝えします!

 ※おひさまゆうびん舎さんのブログやツイッターでも見ていただけます。

置いていただいている本には、なかがわちひろさんと私の、ふたりぶんのサインが

入っています。

 

描いている間、登場する生き物たちと会話して遊んでいる気持ちになれて、

ずっとずっと楽しかった1冊です。

ぜひぜひ!

 

 

 

 

 

 

 

 

| kumaneko2009 | 11:48 | comments(4) | - | pookmark |
シノビのこと

『うちのねこ』(アリス館)が発売になりました。

そろそろ本屋さんに並び始めます。

 

 

『うちのねこ』は、文字どおりうちの猫・シノビのことを描いた絵本です。

シノビは青森で生まれ育ち、坂本千明さんに出会い、その後わたしの家へやってきました。

千明さんの素晴らしい絵本『ぼくはいしころ』(岩崎書店)もまた、シノビのことを描いた本です。

1匹の猫が、2冊の絵本になりました。

 

シノビの絵本を作るつもりは、はじめは全くありませんでした。

シノビという猫を語るには、青森での千明さんとの出会いを抜きには不可能で、そしてそれはわたしのあずかり知らないことです。だから自分がシノビの絵本を作ることはないだろう…とずっと思っていたのに。

ひょんなことがきっかけで、いつのまにか絵本を作りはじめていました。シノビのことではなく、シノビとの出会いによって私が「思ったこと」を絵本にしたいな、と思うようになったからなんだと思います。

 

昨年『ぼくはいしころ』が出版され、出来上がった本を千明さんから献本していただき、そのときはじめて「実はシノビをモデルにした絵本をつくっている」と打ち明けたところ、千明さんはとても喜んでくださいました。それはもう、ほんと、びっくりするくらい。

「シノビと同じハチワレの猫に描くんですよね?」と聞かれ、そのつもりだと答えると、シノビの特徴である「しっぽの先の白い毛は?」「腹の黒いポケットは?」と矢継ぎ早に質問されました。千明さんの愛の大きさをひしひしと感じました。

それまで『うちのねこ』をシノビに似せて描くかあやふやな気持ちでいたのですが、そのとき初めて、登場する猫の絵はシノビそのものにしようとはっきりと決めたような気がします。

 

絵を描くことにはものすごく苦労しました。

はじめイメージしていた絵柄ではすこし重すぎると感じて、シノビに絵本の中で軽やかに動いてもらうためになんの画材を使ったらよいか悩みまくりました。

原画を描くのに3ヶ月くらい時間をいただき、わりに余裕をもって描けるなと最初は思っていたのに。2月1日から描きはじめて延々と悩み続け、ようやく心が決まって筆がすすみはじめたのは4月の後半になってからでした。

 

描いているあいだ、絵を描くって自分にとってなんだろうと考え続けました。絵本の絵を描くってなんだろう。シノビを描くって、どうしたらシノビになるんだろう。描くときに自分はなにを大切にしているんだろう。

 

苦労の甲斐があって、表紙のシノビは、われながらよく描けたのではないかと思っています。すこし。シノビらしく描けた。

 

 

シノビのことを、千明さんはたびたび「もっている」とおっしゃいます。

わたしの家にシノビが来たことも、「もっている」からと表現してくださり、いくつかのインタビューでシノビのことを「もっている猫だから」「これ以上ない良縁に恵まれて」と話してくださっています。

だけど、本当にシノビは「もっている」のかな。うちにきたことは果たして良縁だったのか。

私にしてみれば、そのまま千明さんと暮らしていたほうがシノビはずっと幸せだったろうに、そうならなかったのはシノビが「もってない」ことにはならないかな。

(だからといって、シノビがいま不幸せだと考えるわけではありませんが)

いや、しかし、千明さんと出会ったことが、シノビの最大の「もっている」猫である所以なわけだから、千明さんの愛に包まれて生きている限り、シノビは世界中でいちばん「もっている」猫なのではないか。そんなふうにも思いました。

 

だけどわたしの家のシノビは、「もっている」猫ではなく、ワイルドな顔をしてやってきたけど今は甘えるのが好きな、単なる愛嬌のある猫だ。そうも思います。

 

 

『うちのねこ』は、本屋さんの応援を募るために発売前にゲラを公開することになりました。

千明さんがそのことを大々的に宣伝してくださって、おかげでびっくりするほどたくさんの本屋さんに注目をしていただき、注文をいただき、その結果なんと発売前に重版が決まりました。

そのことは、もちろんとても嬉しいのですが、本当に本当の正直な気持ちとしては、最初はすこし戸惑ってしまいました。おそらく多くの方は、千明さんがずっと綴ってきたシノビという猫のその後に興味を持ってくださったのだろうけど、実際に『うちのねこ』を読んだらがっかりされてしまうのではないだろうか。売れずに大量に返本されるのではないだろうか。

でも一方で、ゲラを読みたいと連絡をくださった書店員さんたちは、シノビの行方にももちろん興味をひかれたろうけれど、心の中の何割かでは表紙の猫の絵にも興味を持ったからこそ連絡をくださったはず、と思いました。なぜなら絵本って、やっぱり絵が命だから。本のプロである書店員さんたちは、この表紙の絵に「見てみたいな、売ってみたいな」と興味を持ったからこそ連絡をくださったはず、絶対に。それだけでも、わたし的には十分すぎるくらい大きな出来事だし(たとえこのあとたくさん返本されることがあったとしても!)、それを描かせてくれたシノビという猫は、やっぱりとて「もっている」猫なのかもしれない。わたしは、「もっている」シノビから、多大な力をもらっている。そんなふうにも考えました。

 

シノビがうちに来てくれたことで、つないでもらった縁がたくさんあります。

「シノビは高橋さんにとっての守り猫のようなものかも」と言ってくださった方があり、その人にとって私は猫に守られるくらい頼りなく見られているのかとちょっと笑ってしまったと同時に、いや確かにその通りで、シノビという猫は、というか、猫は、私にとって、いや猫と同居する人間にとって、猫とはそんな存在なのかもしれないなあ…とも思うのです。

シノビが幸せかどうかは、それは永遠にわかりませんが、でも少なくともシノビのおかげで私は幸せをもらっています。

 

特に何が言いたいというわけでもなく、つらつらと現在の心境を書いてしまいました。

なんだかよくわからない文章で、すみません…結論はありません。

 

『ぼくはいしころ』

『うちのねこ』 2冊の自分の本の間で眠るシノビ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| kumaneko2009 | 00:19 | comments(12) | - | pookmark |
れいちゃんの きせつのせいかつえほん

絵本『れいちゃんの きせつのせいかつえほん』(のら書店)

もうすぐ発売になります。

すとうあさえさんの文章に絵をつけさせていただきました。

季節ごとにうつろっていく、景色や生活の中の

小さなひとこまを綴った絵本です。

 

 

 

人間を、絵本の中でこんなにがっつりと描くのは初めてで、

どうしても描けないところは、甥や姪にモデルになってもらいました。

ふたりとも喜んでポーズをとってくれたのが嬉しかったです。

どうせなら、もっとたくさん、ふたりにポーズをとってもらえば

よかった。

 

 

木や植物を描写することに苦手意識があったのですが、

頑張りました。

 

 

 

 

 

ものがたりの絵本ではないので、この本の中では、特に

なにも起きないません。

ただ、れいちゃんとその家族が、なんでもないような

小さな思い出を積み重ねながら、淡々と日々を過ごしています。

その1年分の思い出が、たっぷり64ページ分つまっています。

本屋さんで見かけることがありましたら、ぜひぜひ彼らの生活を、

ちょっとのぞいてやってみてください。

 

 

姫路のおひさまゆうびん舎さんにて、先行発売の

フェアが開かれています。今日から!

また改めて宣伝します。

 

 

 

 

 

 

| kumaneko2009 | 15:26 | comments(3) | - | pookmark |
『あら、そんなの!』

 

 

3年ぶりに 作・絵 の絵本ができあがりました。

『あら、そんなの!』(偕成社)です。

 

のらねこのプーは

人間のお友達からお誕生日のパーティーのご招待を受けます。

人間ばかりのお誕生会に行くのに、でも自分は猫なので、

行くのにちょっと気おくれしてしまいます。

そこからはじまる小さなお話です。

プーが「えいっ」とばかりに、パーティーへ出かけていくお話。

 

なかなか小さな一歩をふみだせずにいた

こどもの頃の自分にむけて作った絵本のように

思います。

そして、相変わらず小さなことでつまづいて

ぐるぐる同じところをまわってばかりいる、

今の自分へむけても。

 

えいっ とふみだす小さな勇気がもてますように。

 

 

 

 

見ようによっては、すこしおとなっぽい装丁です。

カバーをはぐと、

中はちがう絵が印刷されているんですよ。

 

 

オシャレをしてパーティーへ出かけるお話なので、

本もちょっとお洒落してます!

 

 

デザイナーは清岡秀哉さん。

 

 

本屋さんで見かけることがありましたら、

ぜひぜひ手にとってみてください!!!

 

 

 

 

ひさしぶりにブログを書いたので、

なかなかログインができなくて焦ってしまいました。

 

 

 

 

 

| kumaneko2009 | 18:09 | comments(6) | - | pookmark |
猫はしっぽでしゃべる

 

 

よもぎBOOKSさんで買いました。

 

坂本千明さんの描いた猫の装画に惹かれて

出会ったら買おうと決めていた一冊を、

よもぎBOOKSで見つけました。

 

 

坂本さんご本人から「本文中に『さよならのあとで』が

出てきますよ」と教えていただいていたこともあって、

とても読みたかった本でした。

 

 

中は読まずに、そのまま家に連れて帰ったのですが、

1ページ目を読みはじめて、もう、すぐ、これは好き

ってなった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

『猫はしっぽでしゃべる』 田尻久子 (ナナロク社)

 

 

 

 

 

 

 

 

| kumaneko2009 | 23:40 | comments(2) | - | pookmark |
つたえたいことば

ご紹介が遅れてしまいましたが、

昨年の夏に出来上がった本です。

 

 

きむらゆういちさん の 『つたえたいことば』

 

「ありがとう」の気持ちを伝えたいひとにむけて

”贈るえほん”です。

 

「ありがとう」って口にするだけなら簡単だけど

軽い気持ちじゃなくて、

もっと心からの…

って切実に思っているひとのための本です。

 

地模様のところを、データで作ってみました。

パソコンで作ったデータを絵本の原画にするのは

私にとって、たぶん(記憶違いでなければ)

初めての体験でした。

といっても、実際に描いたものをスキャンして

すこし加工している程度のことなのですが、

仕上がりが心配すぎてドキドキしました。

 

 

カバーをはいだところ。

 

 

 

カバーの裏に宛名を書いて

本に巻くと

そのまま投函できます。

 

 

(なんとなく岡鹿之助の切手を上に置いてみましたが、

  もちろん60円では届きません。お手数ですが

  郵便局でお確かめください)

 

 

『トコトコバス』のフェアを開いてくださっている

姫路のおひさまゆうびん舎さんに

サイン本をたくさん置いていただいています。

(きむらゆういちさんのサインはなくて

 わたしのものだけなのですけれど)

 

 

 

 

 

| kumaneko2009 | 09:58 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |

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