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くまのこの としこし


講談社の、季節と行事のよみきかせ絵本シリーズの1冊として
年越しの絵本『くまのこの としこし』が出来上がりました。

子どものころ、大晦日は、一年中でただ一度、
おおっぴらに夜ふかしをすることが許される
特別な日でした。
家族そろって、紅白歌合戦を観戦しながら
こたつの中でみかんを食べ、
なにか素晴らしいものがやってくる予感にわくわくしつつ
お正月を待ったものです。

けれど、時計が12時をまわり、いざ「らいねん」が「ことし」に
なってみれば、あれほど待ちわびていた新年は、今までとなにも
変わることのない「きのうのつづき」で、
なんだか拍子抜けするほどでした。

それでも、除夜の鐘を聞くと、すこし神妙な気分になり、
「今年はきっといい子になろう」と、新年の夜空に誓いながら
眠りにつくのでした。


「年越しってこういうことをするんだなあ」
「こういう意味があるんだなあ」と
読みながら考えていただけたらいいなあ。
…といっても、
皆さんが普通にしているようなことしか出て
こないのですけれども…。

本屋さんなどで見かけることがありましたら、
ぜひぜひ手にとってみてください!

※宣伝 りすでんわ原画展します!




| kumaneko2009 | 12:11 | comments(6) | trackbacks(0) | pookmark |
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Comment
さがします!
読み聞かせしたい子どもたちがたくさんいます。
Posted by: こうや |at: 2010/12/02 10:02 PM
わあ、こうやさん・・・なんてこと!
ありがとうございます!!!!!
こうやさんは、確か以前学校の先生をされていたのですよね。(間違っていたらごめんなさい!)

年越しというのは、年神さまをお迎えするための準備で、松飾りは、年神さまがそれを目印にしてやってくるためのものなのだ・・・なんてことを、私は、この本を作りながら初めて学びました。
絵本を読んでも、そのへんの詳しい情報は出てこないんですけれども・・・なんとなく、そういうことについて考えるきっかけになったらいいなあという気持ちをこめて作ってます。
Posted by: タカハシ |at: 2010/12/03 9:43 AM
こんにちは
本といっしょにいるのは
木彫りのくまくまちゃんですか?
とってもかわいいですね!

Posted by: あだち |at: 2010/12/05 9:49 AM
おお、あだちさん、さすが鋭い!
そうです。
木彫りのくまくまちゃんです。
知り合いが彫ってくれました。
すごく可愛いです。
宝物なのです。
Posted by: タカハシ |at: 2010/12/05 11:06 AM
先週、4年生への 読み聞かせの会で読ませていただきました。
ひらがなだったから低学年向けかなって思いましたが、4年生にはわかりやすく入りやすかったみたいです。
絵のあたたかさも良いですね。
また来週今度は1年生の子ども達に読んであげようと思います。

いい絵本をありがとうございます
Posted by: あき |at: 2010/12/23 10:52 PM
あきさん
お返事遅くなりましたが、とても嬉しいコメントを、どうもありがとうございました!

読み聞かせしていただいたのですね。
小さいひとたちのようすをお伺いできて、とても嬉しいです。

1年生の子たちにも、伝わるといいなあ・・・
Posted by: タカハシ |at: 2010/12/25 10:46 PM








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