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大クモあらわる


「りすでんわ」の宣伝を精力的にしようと思っていた矢先、
巨大クモがあらわれました。



猫の頭くらいのサイズというのは、いくらなんでも
おおげさかも。
手のひらくらい。
でも、肉付きがよくて、足なんて、クモの足というより
太もも って感じがする。

ですが、このときは、
律儀にきちんとドアから現れたのが、
久しぶりの親戚のおじさんがひょっこり訪ねてきたように見えて、
ちょっと面白かったです。

5年くらい前にも、
夜中仕事をしていて、トイレに行こうと廊下の電気をつけたら、
トイレのドアに、こいつがへばりついていたことがありました。
こんな大きなクモを見るのはそのときが初めてだったので
(しかも家の中で)、
ものすごくものすごくびっくりしました。

人は、驚くと本当に『息をのむ』のだなあと思いました。


たぶん、アシダカグモだと思うのです(リンク先の画像に注意!)。



| kumaneko2009 | 22:56 | comments(3) | trackbacks(0) | pookmark |
絵本『りすでんわ』


「りすでんわ」が、できあがりました。

月刊MOE2009年12月号に、綴じ込み絵本として掲載された
16ページのお話が、
ボリュームアップして1冊の本になりました。

できあがっちゃったなあ。
なんだかいろいろな気持ちが交錯しすぎて
何を書いたらいいかわからないです。

急に涼しくなって、一気に秋がきたかのようですが、
今のこの季節にぴったりの1冊です。
また改めて、精力的に宣伝します。

白泉社から9/17発売です。




| kumaneko2009 | 15:39 | comments(8) | trackbacks(0) | pookmark |
9月6日,7日,8日のメジロ

9月6日のメジロ




9月7日のメジロ(枝と巣のすきまから、黄色いくちばしのあたまがひとつ、出てます)
それから


8日、さいごにとった写真です。

台風だったのですが、朝のうちはまだ、雨も風も比較的おだやかでした。
この写真は、本当に本当にわかりづらいのですが、

写真まんなからへんの、右側に親鳥

左側にニョキッと出ている黒い影が、ヒナです。

9月5日の写真と比べると、だいぶ大きくなっている
でしょう?(・・・わからないですね・・・)

ちかくでみると、もうちゃんと「鳥」という感じでした。

 こんなふう↑
目に見えるスピードで大きくなるんだなあ。




この日は、午後になってどんどん雨も風も激しくなりました。
ハナミズキの枝と一緒に、メジロの巣も、大きく揺れていました。


巣から思い切り首をだして啼くヒナたち。

荒海を航海する冒険者たちのようだなあと思いました。
これが、彼らを見たさいごでした。



わたしは16時から車で外出したのですが、
それから更に、雨が激しくなりました。
ワイパーを最速で動かしても、前が見えないくらい。




2時間ほどして帰宅した頃には、雨も風もやみ、静かに
なっていたのですが、もう暗かったので、すぐには巣を確認せず、
そして夜、就寝前にみたときは、静かで、ヒナは見えませんでした。
このときは、既にいなかったのかなあ・・・

翌朝、起きると、巣が空っぽでした。
近所には、カラスだけでなく、ハクビシンもタヌキも、
アライグマ(わたしは見たことないのですが)もいるし、
のら猫もうろついています。
でも、巣のなかも、その下の地面も、跡形もなく綺麗な様子だったので、
これはやっぱり、メジロたちが自主的に避難したのじゃないかなあ。
そう思います。








| kumaneko2009 | 09:46 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
9月5日のメジロ

メジロが行ってしまうまでのことを
すこし書いておきたいと思います。


日曜日(9月5日)にとった写真。

へたくそな写真でわかりづらいのですけれど、
真ん中あたりに親鳥が黒っぽく写っていて、
視線をそのまま下へおろすと
口をあけたヒナの頭がふたつ確認できます。

土曜日(9月4日)頃から、親鳥たちは
5〜10分間隔でヒナたちにエサを運んでいました。
大忙しです。

親鳥が巣に帰ってきた瞬間を撮影したいと思い、
待っていると、ハナミズキの木が風に揺れているのを
ただただぼーっと眺めていることになります。

「そよそよとそよぐ」という言葉を発明したひとは
もう本当に本当に天才だなあと、しみじみ思うのでした。





| kumaneko2009 | 09:58 | comments(4) | trackbacks(0) | pookmark |
行ってしまいました!


昨日の激しい風雨のせいか。
メジロたちが行ってしまいました。

「避難したんだよ。ヒナだけに。」と
天才的に素晴らしい言葉をかけていただきましたが、
本当に本当に、そうであるといいな!
メジロたちが元気でありますように!

詳細を、また後日書きたいと思います。









寂しいです。


| kumaneko2009 | 12:05 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
ヒナを見ました。
金曜日(9月3日)

ヒナの姿を見てみたいと思いました。

というわけで私は、
双眼鏡を持って、2階のベランダで待機することにしました。


親鳥が帰ってくる瞬間なら、
エサをもらおうとして、ヒナの首がぐぐっと伸びるので、
上から、その姿を直接見ることが
できるのではないかと思ったからです。


待つこと7分くらい、親鳥は帰ってきませんが、
「エサはまだかな?」というふうに、ヒナがひょいっと
顔を出したのが、ハナミズキの葉の影から見えました。



直後に、親が帰還しました。
「エサ、エサ、エサ、はやく!」とばかりに
巣の中から、ヒナたちが首をにゅうっと伸ばします。
どの子も口を、大きく、ぱくぱくと高速で開け閉めしているのが
見えた、というよりも、ぱくぱくいう口しか目に入らない、
というか、
その姿は、ヒナというより、口そのもの に見えました。
巣の中に口が潜んでいて、それが親の帰還とともに
にゅーっと伸びてきたように見えたのです。


無理矢理例えるなら、いそぎんちゃくに似てると思いました。
・・・可愛いというよりは、ちょっと怖かったです。



| kumaneko2009 | 01:04 | comments(3) | trackbacks(0) | pookmark |
ヒナが動いていました。

孵化は確認したものの、
動いているところは見ていなかったので、
実のところ「ヒナは本当に生きているのだろうか?」と
不安に思っていました。


しかし昨日(金曜日)になって、
巣を逆光に透かして見たときに、
動くヒナの頭を
シルエットで確認できました。





少なくとも3羽はいるようす。
「エサ エサ エサ!」とでもいうように
口をぱくぱく動かしています。



親鳥は20〜30分に1度はどこかへ出かけ、なにかしら
エサのようなものをくわえて帰ってきます。

そして今もまだ、ヒナをあたためるためか
巣のなかに入ります。
決して広いとはいえない巣の中の、
レイアウトはどうなっているのでしょう?
気になります。


こんなことにはなっていないのだろうか?
(まあ、なっていないのでしょうけれど)



ところで、
ここまで見てしまったら、シルエットではなく
もっとちゃんとヒナの姿を見てみたいと思うのは
致し方ないことではないでしょうか・・・

ということで、つづく。





| kumaneko2009 | 09:29 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
孵化しました。
日曜日に巣の中をのぞいてみたときは、
卵が4つこじんまりと並んでいました。

火曜日になって、それまでほぼ24時間体制で
卵をあたためていた親鳥たちが、巣を離れる
時間が多くなりました。

かえってくると、くちばしになにかはさんでおり、
そのまま巣のなかに頭をつっこんで、
エサを与えているかのような動作をします。



くちばしになにか(虫?)はさみ、



中のものにエサを与えているようなしぐさを。



これはヒナがかえったのだろうか?
でも、巣の中でなにかが動いている様子はほとんどないし、
鳴き声も聞こえません。
また親鳥は、ひきつづき卵をあたためているような
しぐさを、時間は短くなりましたが、続けています。
一体、どうなっているのだろう?

とてもとても気になりましたが、でも、
もしヒナがかえっていたとしたら
巣をのぞくのは悪いような気がして、
遠くから様子をうかがうにとどめていたのですが、
しかし今日(水曜日)、
とうとうのぞき見してしまいました。


すると、中には
なんというか、おおざっぱに描けば、
こんな様子のものが。



まだ、「このへんが頭部?ここが目?」と
かろうじて確認できる程度の、
胎児のような生々しい状態のヒナが、
じっと横たわっていました。
(横たわってっていうか、なんて書くのが適切なのか
よくわからないけど)



恥ずかしながら私は、鳥って、卵から孵ると
すぐに

こんな感じで鳴いて活動しはじめるものなのかと
思っていたのです。
なので、このヒナたちを目にして、
ひどくびっくりして、胸がどきどきしました。
おお!
今にも壊れてしまいそうじゃないか。


親鳥たちは、ときどき
我が子の愛らしさに目をほそめているかのごとく
首を左右に深く傾けながら巣のなかを見入っています。



という感じで。
(実際にはそんなつもりじゃないのかもしれないけど、
そう見えてしまう)


いつになったら自力でエサを欲しがるように
なるのかな。
こんなに暑いけど、巣のあるハナミズキの木は
急速に秋を迎えていて、日ごとに黄色く色づき
葉を落としていっています。
カラスやなにかに見つかったりしないか心配だー。

無事に育って、元気に巣立っていきますように。




| kumaneko2009 | 01:09 | comments(6) | trackbacks(0) | pookmark |

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