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ファンテープ

学研ステイフルさんから発売中だそうです。
ファンテープという商品です。
流行のマスキングテープみたいなものなのかな?
くまドーナツドーナツドーナツくま の連続柄です。



ちびっこにあげても喜んでもらえそうな、
かわいくて嬉しい商品が出来上がりました。





| kumaneko2009 | 23:00 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
ずっとまっていると


そうえん社から幼年童話『ずっとまっていると』が出版されました。

大久保雨咲さんの、一冊目の本です。
絵を描かせていただきました。

ずっと待っているお話です。
64ページのお話ですが、ずっと舞台が動きません。
ただただ、女の子とカエルが、田んぼの前でなにかをずっと待っているだけなのです。

待つ間に、女の子のネガティブな感情やポジティブな希望、妄想や想像が揺れ動いて、
他愛も無いお話だけど、読んでいるとだんだん、それが自分の思考回路のような気が
してきます。

シチュエーションは田んぼの前でずっと変わりませんが、女の子の頭の中でせわしなく
考え事が繰り広げられるので、ちょっと奇妙な展開の、楽しい本です。





わたしの好きなページ↓







ところで
描きながら、小学生の頃に歌った「待ちぼうけ」の歌を口ずさんでいました。

待ちぼうけ 待ちぼうけ
ある日せっせと野良かせぎ
そこへウサギが飛んで出て
ころり ころげた 木の根っこ

北原白秋作詞の歌です。

なんだかのどかな歌のように感じていたのですが、歌っているうち
うさぎが
ころり
ころげたの?(うさぎの運命やいかに?) と、
気になって調べてみたところ、

お百姓さんが待ちぼうけをしていたら、うさぎが木の根元につまづいて
転んで死んだので、家に持ち帰って御馳走にした。
こんな幸運がまたあるかなと思い、ひきつづきずっと待っていたら、
待っているうちにお百姓さんの田畑は荒れ果ててしまった。

という歌なのでした。
知らなかった。というか、きっと昔は知っていたのだと思いますが、
すっかり、一切合切忘れていました。
小学生の頃に使っていた音楽の教科書の、『待ちぼうけ』の楽譜が
載っているページに添えられていた村上勉さんのイラスト(多分・・・)は
よく覚えているのに。
なかなかにブラックな展開なのですね。
中国の故事を元にしているそうです。

「ずっとまっていると」は、こんなにブラックではありませんが、
誰の心にもちょっとずつある黒い部分を、明るく楽しくのどかに
描いた本です。
さいごは、あたたかく前向きな、すっきりとした気持ちになります。




| kumaneko2009 | 23:50 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
八重のドクダミ
引っ越して初めて夏を迎えようとしています。
未知の庭で、未知の花が咲きます。
玄関のわきに、八重のドクダミが咲きました。
八重のドクダミって、初めて見ました。



よそ行きの衣装です。
「これからパーティーですの」





前の家から一緒に引っ越してきた薔薇も咲きました。







| kumaneko2009 | 13:34 | comments(4) | trackbacks(0) | pookmark |

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