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ヒビノイロカレンダー
2012年版ヒビノイロカレンダーは、
トムズボックスさんでも扱っていただいています。


駄洒落のカレンダーです。
目を凝らして駄洒落を捜してみてくださいますよう。





トムズボックスの11月の展覧会は
たむらしげるさんの個展「光の粒子」です。
きらきらしてます。

ピンバッジに、
いまだかつて興味を持ったことがなかったのですが、
なんだかふらふらと買ってしまいました。

フープ博士が星を抱えています。

なにしろ
本当の星みたいにキラキラと
輝いているものですから。

あ。
またもや散財した話を書いてしまった。





| kumaneko2009 | 22:28 | comments(9) | trackbacks(0) | pookmark |
素敵古本屋さん

横浜に新しくできた素敵古本屋さんで、
無駄遣いをしてしまいました。
この本。




なぜ無駄遣いかといえば、
これ、文庫で既に持っているから。
のに、装丁に惹かれて買ってしまった。


でも、いいのです。
なぜなら私は、オーラを見てくれる人
「買いたいと思ったものを、
もっと買ったほうがいいい」と
アドバイスされたことがあるから。

すごく素敵なアドバイスじゃありませんか?

ひとにうらやましがられるのではないか?と、
ちょっとした、じまん な気持ちで
書いてみました。


でも、
本文には見開きごとに小さなカットが入っているし、
奥付にまで愛らしい飾り罫があしらわれていて、
ためつすがめつ眺めて嬉しい。
わたしがこどもだったころの本の匂いが
そこかしこからしてきます。

1975年に発行されたものです。


| kumaneko2009 | 09:55 | comments(4) | trackbacks(0) | pookmark |
美人のプロ。


最近読んで面白かった本。
翻訳についてのお話が興味深かったです。


ロンドン警視庁のレストレード警部とグレグスン警部は、
お互い意識して対抗し、嫉妬し合っており、その様子を
「まるで商売女みたい」だ
と評するホームズの台詞があります。
シャーロック・ホームズの第1作
『緋色の研究』(1887年発表)の中に出てきます。

この台詞中の「商売女」、
原書では「professional beauty」となっているらしいのですが、
これを「商売女」と訳すのは間違っている というのが、
この本の著者の提言です。

professional beautyとは、「プロの美人」のことで、
つまり、ヴィクトリア朝後期のロンドンには、
プロの美人が複数人存在したそうなのです。
プロの美人て!

本文中で語られる、なぜプロの美人が出現したのか、
プロの美人にまつわる当時の社会現象などを読むと、
professional beautyということばの訳し方ひとつで、 
シャーロック・ホームズが住んでいたロンドンという街の
印象が、ほんのすこしですが、変わります。

細部に神様は宿る。
そして細部には
宇宙もまた宿っているのだなあ、と。

翻訳って、しみじみ大変なお仕事だなあ。
ふだん、なにも気にしないで読んでしまっているけれども、
外国の読み物を手軽に読めるって、なんてたくさんの労力が
そこにかけられているのだろう。


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コンテクストのブログで、
阿佐ヶ谷でのカレンダー展のようすが
詳しく紹介してあります。

石鹸やコーヒー、クッキーをおかせていただいたことも
そうですが、
この展示のためにハニージンジャーシロップを
オリジナル(!)で作っていただけたことは、
特に嬉しいことでした。
細部にまでこだわった、素敵なお仕事。
| kumaneko2009 | 21:21 | comments(3) | trackbacks(0) | pookmark |
カレンダー展(阿佐ヶ谷)終わりました。
「バナナマンの日村さんが
楽屋でパンツ一丁で
音楽にあわせて踊っていて、
それを見て爆笑してしまった」
と、ラジオから聞こえてきて、



そんなの、想像しただけで面白いです。
日村さん、なんて素晴らしいのだろう。

芸能人は、
芸人さんにしても、役者さんにしても、音楽家にしても、
自分の身体そのものも表現であるから、

心にしても、身体にしても、
良いところも悪いところも強調しデフォルメし、適度に脚色しながら
披露してくれているのでしょうが、
それにはまず、正直な自分の姿を冷徹に把握する必要があるのでは
と思うのだけれども。

しかし、それならば、
日村さんのあの、髪の先から足の爪の先までおかしい感じって
なんだかほんとに、怖いくらいだ。
自意識はどうなっているのかな。

-----------


ヒビノイロカレンダー2012展、阿佐ヶ谷での展示が無事に
終わりました。
お忙しい中足をお運びいただいた皆さま、本当にありがとう
ございました。





さて、わたしは

絵を描くことにおいて、日村さんのありようを
少しは見習うことができたらなあと思うのですけれども。
けれど、かっこつけてしまったり、
自意識の迷路に迷い込んでしまったり(この歳になっても!)
どうでもいいことを考え込んで二の足を踏んでしまったりして
ばかりです。

駄洒落は、
そういったどうでもいいような迷いから抜け出るための
よい踏み台?として機能してくれるのじゃないかな。
と考えたり、

あるいは、
見るひとにとって、構えなく気軽にくだらなく見ていただくための、
窓口になってくれるのではないかな。
と考えたり、

それから、
カレンダーを作るのはひとりの作業じゃないので、
ばらばらなことを考えているそれぞれにとっての、
共通の指標になるのではないかな。
と思ったり、

そんなわけで、今回はゆるゆるな駄洒落のカレンダーになりました。



すべて後づけの理由…というか、今考えたことですけれども。


明日から北海道での展示がはじまります。
ひきつづき、どうぞよろしくお願い致します。






| kumaneko2009 | 10:15 | comments(6) | trackbacks(0) | pookmark |

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