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ママ、いのちをありがとう。


ママ、いのちをありがとう。
池川明(著) 二見書房

昨年の夏頃に出来上がった本です。

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お産には、ひとつひとつの物語があります、
そしてそれらは、お母さんの心の奥に大切な宝物としてしまわれています。
「奇跡の物語」を集めたら、常識ではとらえきれない、お産のもうひとつの
姿が見えてくるのではないかーー。
そんな思いが、この本の企画の原点でした。(本文より)

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本文にもカラーの絵をたくさん描きました。


| kumaneko2009 | 21:36 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
ハナちゃん
愛猫のハナちゃんが永眠しました。13歳でした。
昨年の4月に足に小指の先ほどの大きさの腫瘍が見つかり、
転移するものではないと言われたものの
それはもの凄いスピードで大きくなり続け、
さいごにはハナちゃんの頭ほどの大きさになりました。
自分の頭より大きな固まりを足につけて歩くのですから
とてもとても大変だったことでしょう。

昨年の暮れには痩せてだいぶ弱って、
きっともう年は越せないだろうと思っていたのに
3月までなんとか元気でいてくれました。
中旬にあったわたしの誕生日も祝ってくれ(?)て
桜の開花を待ってゆっくりと息をひきとりました。
3日前までベランダに出て日向ぼっこし、前日まで
撫でると、かすかな音でしたが
喉をごろごろといわせてくれていました。

ハナちゃんのいない生活になかなか慣れません。
なにか動作を変えるたび、ソファから立ち上がったり、
部屋を移動したり、窓を開けしめしたり、そのたびに
無意識のうちに
「あれ、ハナちゃんはどの部屋にいるのかな?
どうしてるかな?」と考え
「ああ、いないんだ」と繰り返し繰り返し思います。
こんなにも自分は毎日の生活のなかで猫のことばかりを
考えていたのかとびっくりします。
ここ半年ほどは特に、身体に不自由が多くなり世話して
あげなければならないことが増え常に心配だったせいも
あるのですが、それ以上に、
あの小さくて柔らかな美しい生命体が側にいてくれたことで
いつもいつも、本当にいつも
支えられ力を貰っていたのだなあと思います。



短時間のうちにこんなに何度もするなんて、
ハナちゃん、どれだけ!と思いました。
きっとさいごは「ああ、でた〜、きもちいい〜」と思いながら
逝ったのではないだろうか。
いや、臨終の際のコレはそんな意味じゃないだろうと
私もわかってはいるのですが、
そんなふうにいい気持ちで逝ったのだったらいいなあと
丸くて綺麗な、健気と形容してもいいような
ハナちゃんのさいごの落とし物を眺めながら
ちょっと思いました。


| kumaneko2009 | 13:06 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
子どもの権利条約ハンドブック


子どもの権利条約ハンドブック
木附 千晶/文,福田 雅章/文
自由国民社

子どもが愛されながら大きくなる(成長していく)権利や
特別な助けを求める権利、
おとな・国・国連の役割などを子どもが自分でも読めるよう
ルビ付きでやさしく解説する。子どもの権利条約全文も収録。







2月のはじめに出来上がった本です。
表紙のカットと、本文の挿絵を描きました。

題名だけ見ると専門書のように感じてしまうかもしれませんが、
「子どもの権利条約」について例となるようなエピソードを交えて解説した
読み物としても読みやすく面白く、そして長く考えさせられる本です。

子どもの頃は世界が狭くて「こうしなければダメなんだ」という思い込みが
今よりも強かったように思います。
成長するに従って「知識を得ること」や「考えること」で獲得していく自由
のことなんて
小さな頃は思いが及ぶはずもなかった…今になってふりかえってみれば
そんなふうに思ったりします。

ここで書かれているようなことを言ってくれる大人がそばにいない子どもにも
この本の内容が届くといいな…と思いながら絵を描きました。




| kumaneko2009 | 22:02 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
くまくまちゃん人形
おひさまゆうびん舎さんが
くまくまちゃん人形を作ってくださいました。
わたしのために。


ああ。袋に入れられたくまくまちゃん。




しっぽにまで綿が入っているんです。



なんて可愛いのだろう。
こんなに可愛いものをちくちくと縫ってくださったんだなあと
思うと
縫っているおひさまゆうびん舎さんの姿が浮かんで、
きっとにこにこしながら縫ってくださってたのだろうなあ とか、
いや、そうはいっても必死な顔で針を運んでたのかも とか想像して
それはそれは…心が明るく、楽しく、あたたかく、
おかしいような愛おしいような
いろいろな思いであふれます。

どこに居ていただこう?
悩んだ末に
いつも自分が座っている椅子に一緒に座ってもらったら
どうだろうかと思い、
すごく頑張って自撮りで2ショットの写真をとってみました。
(すごく頑張って…というのは、つまり
うまく撮れなくて
20枚以上黙々とシャッターを
きり続けていたものだから)

ここに載せるのは失敗しちゃった分ですが、
くまくまちゃんと私の親密な雰囲気は
伝わるのではないでしょうか。








※おひさまゆうびん舎さんで 
絵本『くまくまちゃん』の展示開催中です!



| kumaneko2009 | 21:48 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
妖精





v6の岡田君は妖精を見たことがあるそうです。
ひとと同じ姿をしていて、でもとても小さくて
緑色の服を着ていたらしい。

友人の I さんも妖精を見たことがあると言っています。
やっぱりとても小さくて、彼女が昔住んでいた家で
蛍光灯のひもにぶらさがっているのを見たとかなんとか、
うろ覚えだけどそんな話だったように思います。

わたしは妖精もお化けも幽霊も
それっぽいものは見たことがありません。
ただ
20年くらい前の渋谷で、今は無き東急文化会館と
渋谷駅を繋いでいた渡り廊下(のような通路)を
ひとりとぼとぼと歩いていたら、
足早に近づいてきた40代とおぼしき年頃の女性から
こんなふうに話しかけられたことがあります。

「すみません!
ああ。あなたがあんまりにも良い相をしてらっしゃるので
嬉しくなってお伝えしたくなってしまったんです。
お顔にとっても良い相が表れてるんです。
見た途端、わたし、嬉しくなっちゃって。
それだけです。突然すみません」
笑顔で私にそう告げて、
そうして、そのまま行ってしまいました。

あれはなんだったんだろう?と長年の謎でしたが、
あのひとはもしかしたら妖精だったのじゃないだろうか と
今日ふと思いました。
中年女性の姿をした妖精が渋谷の街に紛れ込んでいて
気まぐれないたずらをして行ったんじゃないだろうか と。

反対に「よくない相が表れてますが大丈夫ですか?」と
見ず知らずのひとに心配されたこともあります。



| kumaneko2009 | 22:37 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
絵本のこと


ひきつづき おひさまゆうびん舎さんでの
くまくまちゃんの展示の話です。

上の画像は
おひさまゆうびん舎さんオリジナルポストカードです。
3月1日から発売はじまりました。

それから、くまくまちゃんのポストカードが
嬉しいことに売り切れてしまったので
また新しく作って土曜日に発送しました。



おひさまゆうびん舎さんが
現在取り扱い中の私の絵本のことを
書いてくださっています。

それはすごいなりっぱだね!」は
声を出して小さなこに読んで聞かせてあげることで
いっそう楽しくなる絵本です。
おひさまゆうびん舎さんの店長さんは、
読み聞かせのお仕事もなさっているのです。

ねこのことわざえほん」は
自分で言うのもなんですが
猫が好きなひとにはたまらない一冊です。
えほん ていうには、
文字もページ数も多いし、対象年齢も
どこを目指しているのかはっきりしない…
ちょっと微妙な本なのですが。
でも読めばきっと楽しんでいただけると思います!
ふつうの本屋さんではいまやなかなか手に入りませんよ!





| kumaneko2009 | 00:02 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
5周年とくまくまちゃん

くまくまちゃん 「歩く」の図


今日は
たいへんお世話になっている姫路の古本屋さん
おひさまゆうびん舎さんの、
5周年の記念日です。

おめでとうございます!

5周年記念にあたる展示に
『くまくまちゃん』を
選んでいただきました。
今日からはじまります。

おひさまゆうびん舎さんが作ったぬいぐるみに
敵わないのですが、
紙粘土のくまくま人形を作りました。

↓乾かしているところ



お近くの方はぜひぜひ
おひさまゆうびん舎さんへ!
| kumaneko2009 | 00:13 | comments(4) | trackbacks(0) | pookmark |

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